岸和田だんじり祭

勇壮 岸和田だんじり祭

令和6年(2024年) 岸和田だんじり祭

令和6年岸和田だんじり祭は

9月14日、15日の予定。

昨年全国各地から見物に来られた皆様、岸和田だんじり祭の歴史と伝統と迫力を感じていただけましたでしょうか?。ご自分の子供や孫のような若い子に「コラ!危ないどけんかい!」などとボロクソに怒鳴られませんでしたか?。許してあげて下さいネ、祭りの間はみんな気が立っているし本当に危ないから・・・・。

一番の見せ場、狭い路地を鋭角に曲がる「やりまわし」最も危険な一瞬

岸和田の若者たちの名誉のために一言(こんな良いこともしています)

毎年 学校が冬休みになる頃から各町の青年団には年末の夜警(火の用心)という地元ボランティア活動があります。日頃は大人の言うことなど、なかなか聞かない若者たちですが岸和田には、まだまだコワ~イ大人がたくさんいまして不満げにしている若者たちに「コラッおまえらゴチャゴチャぬかしとったら、だんじり曳かせたらへんゾッ!」この一言で少々ヤンチャな若者たちも「ハイッわかりました!」、何を言われても「ハイッわかりました!」、多少ムチャなことを言われても「ハイッわかりました!」・・・・みんなイイヤツでしょ!

夜の火入れ曳行

夜の火入れ曳行は昼の激しさと打って変わり、かわいい子供たちや女性も参加して優雅な雰囲気を楽しんでいます。

子供たちの目当ては、夜店のゲームやタコヤキですが保護者の父ちゃん・母ちゃんは昔とったなんとやらで、子供をダシにして走り回っています。ほんまにもう・しゃ~ない父上様と母上様でござりまする。

 

岸和田だんじり祭は、1703年(元禄16年)岸和田藩主・岡部長泰公が岸和田城三の丸に伏見稲荷大社を勧請し、五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭が始まりとされています。現在のように「だんじり曳行」が始まったのは、1745年(延亨3年)この稲荷祭の際に岸和田城下5町(本町・堺町・魚屋町・南町・北町)に住む町人たちが小さな「引壇尻(ひきだんじり)」を作り、その上に人物や風景を模して作った飾り物を載せて曳行したのが最初と言われています。その後、城下町だけでなく村々でも祭礼の時に「だんじり曳行」が行われるようになり、近年では各町が競い合うように大きく立派な「だんじり」を作り、スピードや「やりまわし」の華麗さを自慢し合う、泉州地区の秋の風物詩とも言われる一大イベントになっています。

けんか祭の異名をもつ岸和田だんじり祭ですが、一年中ケンカばっかりしているわけではありません。引手の若者たちは6・7月頃から体力づくりの為の走り込みや鳴り物(笛や太鼓)の練習を始めます、学校や仕事が終わったあと青年団を中心に集まった若者たちが掛け声とともに町内を走り、だんじり小屋では笛や太鼓の音が鳴り響き、祭が近いことを人々に知らせてくれます。もう一つ若者たちには大切な仕事があります、岸和田だんじり祭は自主運営・自主警備を基本理念としていますので祭運営のため寄付集めを始めます、町内の家を一軒々お願いして回っている姿には、なかなか将来の頼もしさを感じます。大企業の経営者の皆様こんな根性のある若者を営業マンとして如何でしょうか?少々のことではヘコタレマセン、大丈夫!。ただチョット・ほんのチョットだけ困ったことがありまして、だんじり祭の3日間は雨が降ろうが・槍が降ろうが・何と言われようが「休み!」と言いますので・・・・やっぱりアカンかな~。

 

令和6年岸和田だんじり祭まで

たったの149日です。

 

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